大塚剛央という人の事が好きな話

グダグダだけど12月13日に｢ぼくらの7日間戦争｣が公開される前にどうしても書きたかった。これを読んでいる人がいるかも分からないけどまあいい、私のために書くんだ。

まず、これはただ、私が大塚さんに出会ってから今までの備忘録的なやつです。

初めに彼の声を聞いたのは音泉で配信されている｢僕たちもう、フレンドですよね？｣というラジオ番組(通称ぼくフレ)の第3回。どうやら2017年2月14日配信回っぽい。当時友達からの勧めで鉄血を見ていて、タカキ役の天﨑さんが新しく始めたラジオが面白いからとこれまた勧められて第3回から聞き始めた。(その後まだ太っ腹だった番組が無料で公開してくれたアーカイブにより第1回と第2回は聞くことが出来たけど幻の第0回は未だに聞けていない。一生の後悔…)

無名の新人と天﨑さん。なんでこの2人にアイムがラジオを始めさせたのかを私は知らないが、とにかくめちゃくちゃ素晴らしい選択だった。ほんとに。100万点。

まだ今よりぶっとんではいなくて、コンセプトに忠実に友達を作るためのラジオだった。でもほんとに面白かった。天﨑さんのあの独特の緩さで大塚さんを包み込みながら進んでいって、大塚さんのキャラは回を重ねていくうちに確立されていった。もうほんと、天﨑さん以上に素晴らしい先輩っていないんじゃないかと思う。(それはウソかも、他にも知ってる)

それから1年くらいはぼけーっとぼくフレを聞く以外彼らの活動を追うことはしていなかった。自担主演のドラマでさえ全話見きれない人間なので、名前のない役のためにアニメを見ることが出来なくて。

いや、天﨑さんの出演されてるアニメとかアプリゲームとかには触れてた。

まあそんな中、大塚さんが初めて映画に出演するって。しかも主演。｢行かなきゃ｣と思った。天﨑さんきっかけでぼくフレを聞き始めたのに私はいつの間にか大塚さんの沼に落ちていたのか。この時までまっっっったく気が付かなかった。この頃からどんどん供給と嬉しいお知らせが増えてきて、2018年は個人的に大変な年だったんだけど、すごくたくさん幸せをもらった。

2018年8月に映画｢詩季織々｣が公開されて、3つの短編で出来た映画なんだけど、大塚さんはその中の｢上海恋｣の主役だった。

そして私は泣いた。短編が2つ終わって、本当に素敵なお話で、3つ目が上海恋だった。そこで大塚さんの声を聞いた瞬間、周りの誰も泣いてないのに1人で泣いた。名前のついた役から彼の声がするのを聞いたのは初めてで。しかもそれが映画館のあの音響。その事が嬉しくて嬉しくて、感動して、そしてストーリーも素敵でなんだかずっと泣いてた。

あの感動は、ファンが勝手に覚えた、本人からしたら有難くない感動かもしれないけど、私はあの時間を一生忘れたくないな…と思ったし、これからずっと大塚剛央という人を応援していきたいと思った。

その10月からは｢風が強く吹いている｣で走を演じて、今年の1月からなんて｢Dimensionハイスクール｣と風強2本に出演して。Dスクでは実写もあるしアニメ部分もモーションキャプチャーですごく大変だったとは思うんだけど、私は見ててすごく楽しかった。

風強についても語りたいけど長くなりすぎるのでやめておこう。

これアプで事務所の大先輩下野さんとの関わりが濃くなったり、Let’sマルコネを通して事務所の後輩佐藤元くんと仲良くなったり。

なむあみだ仏っ!でマーラやったり。

BEASTARSでコロ役とテム役やったり。

謎の番組｢今日も楽しそうな4人がログインしたそうです｣が始まったり。

そしてこの1年はずっとイベントがあった。(なお私は1つも参加していない。一応これにはちゃんと理由があるんだけどそのうち)

この濃い1年の締めくくりに、12月13日、映画｢ぼくらの7日間戦争｣が公開される。彼は別に主役ではないし多分そんなに目立つ役でも無さそう(原作すら読んだことないので分からん)。でも、俳優女優の2人をメインにおいてたくさんのメディアで宣伝される映画に大塚さんが出演するという事が嬉しくてたまらない。

去年の夏のスクリーンとはケタ違いに大きなスクリーンで彼の声が聞けるんだもん。

しきおりの感想で周りは誰もって書いたけど、周りにいたのは私以外に5人だけだった。一緒に行ってくれた友人と、若い夫婦とそのこども2人。劇場も、主にマイナーな映画を上映する町の小さな映画館。あれは本当に大切ないい思い出だけど、それとは別に大きい映画館で声が聞ける、多くの人が映画館で大塚剛央の声を聞くっていうのが嬉しいのだ。

うん。なのでまあ、原作ファンからは色々言われているみたいだけど、大ヒットしてくれ。

長く上映してくれ。

そして2020年のお仕事に繋がりますように